レーザー脱毛とは

レーザー脱毛とは、特定の色にのみ反応するレーザー光を皮膚にあてることで毛根を破壊して脱毛するという医療行為です。

このページではレーザー脱毛と光脱毛の比較も交えながらレーザー脱毛をお勧めする人とお勧めしない人についてお伝えいたします!

レーザー脱毛は永久脱毛?

レーザー脱毛を語る前に、まず永久脱毛がどういうものか説明しますね。

そもそも永久脱毛とは、「永久に毛が生えない」という意味ではないのです。
日本では具体的な永久脱毛の定義が現在ありませんので、1958年にアメリカのFDA(アメリカ合衆国食品医薬品局)が定義した内容は以下の通りです。

  1. 毛包内のメラニンの選択的標的化を通じて、安定して、長期的または永続的に毛の削減を達成すること
  2. 永続的な毛の減少は、いくつかのセッションを含めた治療計画後に再成長している毛の数の、長期的な安定した減少として定義されます
  3. 永続的な減少であり、永久的な除去ではない

つまり、脱毛をすることによって長期間ムダ毛が減少することであり、永久的に毛がなくなることではないのです。

毛が生えてくる元の部分になっている毛乳頭を破壊する行為は厚生労働省によって医療行為と定義されておりますので、現在永久脱毛は「レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の2種類だけになっています。

光脱毛では毛が生える元になっている毛乳頭は破壊できないため、脱毛サロンでは抑毛・減毛はできても永久脱毛はできません。
まずその点で大きな違いがあることを覚えておきましょう。

レーザー脱毛と光脱毛の違い

では、レーザー脱毛と光脱毛にはどのような違いがあるのでしょうか。

脱毛サロンの光脱毛との違いは以下の通りです。

レーザー脱毛光脱毛
料金料金が高め安価で受けられるサロンもある
脱毛効果永久脱毛が可能脱毛効果はあるが、抑毛・減毛まで
痛み光脱毛に比べて痛みが強いレーザー脱毛に比べて痛みは少ない
施術者医療資格者しか施術できない医療資格がなくても施術可能
効果を実感する回数平均5~6回程度平均12回程度
毛根(毛乳頭)へのアプローチ活動期の毛根(毛乳頭)を破壊する活動期の毛根に働きかけて抑毛を促すが破壊はしない
対応できる場所が多いかどうか対応しているクリニックが都市部には多いが郊外には少ない全国的に様々なサロンが存在する

脱毛方法について、どちらにも共通するのが、光を当てて毛が生える元となっている毛乳頭に働きかけるということですが光の波長が均一なレーザーに比べて光脱毛は光の波長がバラバラであるため効果が薄くなります。

そのため、光脱毛の場合は効果が見えるまでに約12回以上かかるのに対してレーザー脱毛の場合は5~6回前後と短期間で効果を実感できます。

余談ですが、両者ともに毛乳頭が活動期である毛にしか効果を出すことができないのが共通でしたが、最近新しい脱毛法として「バルジ式脱毛」というものが出てきました。

毛包(毛穴部分)の皮脂腺の傍にある部位で新しい毛が発毛するように発毛指令を出す部位をバルジ領域と言いますが、バルジ式脱毛法はこのバルジ領域をレーザーで壊して発毛の指令を止めるという最新の脱毛法です。

バルジ式脱毛法では、バルジ領域が毛穴よりも浅い位置にあるため痛みが小さく、また毛乳頭が活動しているかいないかにかかわらずアプローチできる脱毛法なので、短期間で終わらせることができるというメリットがあります。

まだ知名度も薄く、採用しているクリニックも少ないのですが、痛みが少ない上に毛乳頭が活動期でない毛にもアプローチできるというメリットはとても大きいですよね。

現在バルジ式脱毛法を採用しているクリニックは以下の通りです。

リゼクリニック
アリシアクリニック(一部クリニックのみ)

レーザー脱毛を受ける前後の注意

では実際にレーザー脱毛を受ける場合どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。
※クリニックによって各自条件が違いますので一般的なものと考えてください。

レーザー脱毛の施術前の注意
日焼けしない
自己処理時に毛を抜かない
肌を保湿しておく
医師の指示に従う
当日は消臭スプレーなどの制汗剤を使わない
施術部位をあらかじめシェービングしておく

リゼクリニックなど一部のクリニックでは初回はシェービングせずに来院、2回目以降からシェービングして行くということもあるようです。

レーザー脱毛の施術後の注意

照射後1週間は肌に刺激を与えないために剃毛しないようにしましょう。

また、毛が抜け落ちるまでにレーザーを当てた部分のムダ毛を自ら抜きたくなるという声をよく聞きますが、絶対に毛抜きなどで毛を抜かないでください。

レーザー脱毛は毛根を焼き切る形で破壊している為、目には見えなくても肌や毛穴はダメージのある状態になっています。

そんなダメージ状態の肌にさらに刺激を与えてしまうことで色素沈着や肌荒れの危険があります。

また、自ら毛根ごと毛を抜いてしまうと脱毛のサイクルが狂ってしまい、脱毛完了後にその毛穴からムダ毛が生えてくるなん恐れもあります。

せっかく受けたレーザー脱毛の効果を損なわないためにも、抜きたくなってもぐっとこらえて脱毛の効果が出るのを待ちましょう。

麻酔について

クリニックでのレーザー脱毛は痛みが強いというデメリットがありますが、医療機関ですので麻酔を使えるというメリットもあります。

医療レーザー脱毛で使われる麻酔の種類は

  • 麻酔クリーム
  • シール(テープ)麻酔
  • 笑気麻酔(ガス麻酔)

麻酔クリームやシール麻酔は施術部位に直接塗る・貼るタイプのシンプルな表面麻酔ですが、笑気麻酔のみ吸引型の麻酔となっています。
笑気麻酔を吸入している間は一時的な鎮静やリラックス効果があり、緊張状態にある時よりも痛みを感じにくくなるとされています。

ただ、いずれの麻酔にしても痛みが完全になくなるというわけではないため、ある程度の痛みは覚悟していくのがいいでしょう。

また、過去に麻酔でアレルギー反応があった経験のある人は必ず医師・スタッフにあらかじめ伝えておきましょう。

レーザー脱毛をお勧めする人・お勧めしない人

  • 効果重視で脱毛がしたい人
  • 痛みに強い人
  • 早く脱毛を終わらせたい人
  • ムダ毛が太くて濃い傾向にある人
  • 永久脱毛を目指したい人
  • 痛みに弱い人
  • 産毛程度に抑毛出来ればいいという人
  • 郊外に住んでおり、近くにクリニックがない人
  • 時間がかかってもリーズナブルに脱毛したい人

レーザー脱毛を勧めるかどうかで大きいのは、「脱毛の目的が抑毛なのか、それとも永久脱毛なのか」ということです。

脱毛はある程度の期間が必要な長期戦です。
サロンの光脱毛とクリニックのレーザー脱毛、ともにメリットデメリットはありますので、自分に合った脱毛法を選んでくださいね。

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